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製作報告会

  • Q この映画に出演を決めた理由は何だったのでしょうか?

    チョン・ドヨン シナリオが素晴らしかったので、出演を決めました。

    コ・ス シナリオも良かったのですが、チョン・ドヨン先輩が出演すると聞いて最終的に決めました。でも、最初と最後だけ一緒のシーンがありましたが、あとは別々での撮影ばかりで… ジョンべというキャラクターも魅力的でした。こんなことが自分にも起きるなんて考えもつかず、裁判、訴訟、弁護士などといったことから程遠い人物でした。でも、突然自分の愛する妻が見知らぬ国の刑務所に入れられたと知ったとき、ジョンべはどうするのか大変悩みました。妻を家に帰すために孤独に奮闘するとはどんな気持ちなのか、役を通じて経験してみようと思いました。

  • Q 実在の人物を演じていかがでしたでしょうか?

    チョン・ドヨン 本当に麻薬かどうか知らなかったのか?どうしてこのようなことが起きてしまったのか?など事件のことをもっと知りたいという思いが出発点でした。撮影を進めて行くと、実際の人物が経験したことや心境など全てではありませんが、経験できたような気がします。どれほど恐ろしかっただろうか、どれほど心細かっただろうか、本当に演じていて苦しかったです。

    コ・ス 初めてこの物語を知ったとき“まさか、そんなひどいことが”と信じられませんでした。そして、本当に起こった事件だと聞いて驚愕しました。

  • Q 主人公のジョンヨンを演じられましたが、実際にチョン・ドヨンさんも家族と離れて、遠い異国の地での撮影は辛かったのでは?

    チョン・ドヨン 思ったよりも辛くて、いま思うとよく耐えられたなと思います。撮影スケジュールも大変でした。 私もそうでしたが、家族も良く我慢してくれました。

  • Q お二人が演じて、最も印象的なシーンは?

    チョン・ドヨン どのシーンも印象的で、共感できるものばかりでした。ドミニカでの撮影から、演じながら痛みと苦痛、そして悲しみを感じていました。このような過酷な状況で2年もの間を過ごしたジョンヨンの成長を見せたかったんです。その中でも、法廷シーンは特に心に残っています。これまで誰も彼女の言葉を聞いてくれなかったのですが、初めて発言権が与えられたとき本当に震えました。震えが全身に伝わり汗が出て力が入りしゃがみ込みたいくらい震えました。激しい感情が全面に出たシーンでした。

    コ・ス 僕はジョンベがジョンヨンに、マルティニークへ会いに行くシーンです。ジョンヨンが“私が代わりに韓国に帰ったらダメ?”というセリフがあるのですが、そのシーンは本当に悲しかったです。“代わりに帰れ”と言ってやりたかったんですが、そうすることのできないジョンべの状況がとても悲しく、辛いものでした。

  • Q 演じるにあたって、どのような努力をされましたか?

    チョン・ドヨン この話を私はすでにドキュメンタリーで知っていました。なので、実際そこで2年間も暮らしたわけではありませんが、その場所にいる間は、ずっと本物のジョンヨンになろうとしました。私が本当にあの場所で2年間という時を過ごしたように見せるため努力しました。どうすれば現実的で身近な出来事に感じてもらえるか。この部分に対して大変神経を使いました。

    コ・ス ジョンベにとって、この出来事は晴天の霹靂でした。まったく予期していなかった。だから彼は、何もできないんですよね。ただ妻のことを恋しがり、妻を取り戻そうと何も分からないまま奮闘するんですが、全然解決されない辛さ。そういった胸の詰まるような辛さを表現することが大切でした。

  • Q チョン・ドヨンさん、コ・スさんとお仕事をしていかがでしたか?

    監督 私は女優出身なので、以前から俳優がその人物を演じ悩んでいる部分も一緒に取り込みたい、その中に、より輝く瞬間があるのだ、と考えています。ドヨンさんは、あるシーンで私と事前にセリフの打ち合わせをせずに撮影に臨みましたが、私が考えるジョンヨンよりも深みのある演技を見せてくれました。ドヨンという俳優が演じると、実際に本人がそこにいるように見える。そういった場面が多くあり感動的でした。 コ・スさんは、全ての瞬間を本当によく考えていました。私たちが思っているジョンベという人物像を演じるだけでなく、コ・スさんが考えた姿を演じてくれました。だから、ジョンべの一瞬一瞬の違った側面はコ・スさんが探してくれたんです。