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愛する家族のもとへ帰るため闘った、衝撃の765日間の真実―

イントロダクション

2004年10月30日 フランス オルリー空港
初めてパスポートにスタンプを押されて日、突然、平凡な主婦は麻薬密輸犯として投獄された。全く言葉も分からない、遠く離れた異国の地に-
「映画」を越える「現実」がそこにはあった

韓国のみならず全世界を戦慄させた『トガニ 幼き瞳の告発』に続く、衝撃の実話の映画化。2006年、韓国で放送された「追跡60分」というドキュメンタリー番組で紹介された、1人の女性の約2年間に及ぶ絶望と闘いの日々は国民に大きなショックを与えた。困窮した家族の危機を救うため、ある荷物をフランスへ運んだ彼女。「金の原石」と信じていたその荷物の正体は、なんと麻薬だった。言葉が一切通じない異国での突然の逮捕劇。弁解の余地も与えられないまま、祖国から12,400㎞離れたマルティニークの刑務所に送り込まれる。地獄のような日々と、家族とともに闘った765日間の真実物語。この世の果てのような地で絶望の中に差し込んだ、一筋の希望の光。家族に会いたい。その思いだけでつないだ細い細い命の糸が、やがて観客を圧倒的な感動と涙で包み込む――。

国境を越えた家族の絆の姿に、誰もが胸を熱くする

家族のもとに帰りたい、愛する娘をもう一度思いっ切り抱きしめたい。それだけを心の支えに生き抜いた主人公には、『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞した実力派女優チョン・ドヨン。また、自身の弱さから、愛する妻を窮地に追いやってしまうことになる夫には、『高地戦』のコ・スが今までのイメージを一新する演技を見せている。監督は実話とドキュメンタリーに深い感銘を受け、映画化を熱望した『容疑者X 天才数学者のアリバイ』のパン・ウンジンが徹底して俳優に寄り添いエモーショナルな映画に仕立てあげた。ともすれば母国の恥部を曝すことにもなりかねない本事件を、光の当たる場所に押し出したのは紛れもない国民1人1人の正義に違いない。